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阪大、「災救マップ」に危険個所投稿機能を追加 令和6年能登半島地震での活動も紹介

大阪大学は避難所情報の共有のため「未来共生災害救援マップ(災救マップ)」の開発と情報を伝えるための体制作りに取り組んでいる。自治体の聞き取り調査などを基に、新たに「危険個所投稿」機能を先月28日から掲載した。その報告会を吹田キャンパス(大阪府吹田市山田丘)で行う。

災救マップは避難所情報を共有するためのウェブ情報システム。寺社などの宗教施設と学校や公民館などの指定避難所や緊急避難場所を合わせた約30万施設を集約し、インターネット上で公開している。

会では危険箇所投稿機能の紹介とデモンストレーションなどの説明が行われる。また、令和6年能登半島地震での被災地視察の報告も実施される予定。時間は午後2~3時まで開かれる。場所は同キャンパスの北館2階ラーニングコモンズ。