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東大が熊本県と連携協定 「半導体産業振興」などで協力

東京大学と熊本県は2月27日、県内の地域課題に迅速かつ適切に対応して活力のある個性豊かな地域社会を形成していくための連携協定を締結した。「半導体産業の振興、関連人材の育成と交流」「先端知の社会実装による地域振興および防災・減災等地域課題の解決」「世界や地域で活躍できる中高生等の育成と教員の交流」の3項目で協力する。

東大では、熊本県とは平成 21 年に大学院工学系研究科総合研究機構が特別授業や教員や学生の相互交流を目的とした覚書を締結。また、平成 29 年には熊本県及び熊本大と熊本地震からの創造的復興に関し、同大先端科学技術研究センターが包括的連携協定を結び、連携を進めてきた。

今回の全学的な包括連携協定締結を機に、半導体産業の振興、関連人材の育成と交流など、さらに双方が培ってきた知見等を融合させた取り組みを進めることで、熊本県の地域振興および地域課題の解決やさらなる発展に貢献する考えだ。