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すべての女性アスリートにウェルビーイングの実現を 立命館大などスポ庁事業採択3大学が3月1日にシンポ

立命館大学、新潟医療福祉大学、日本体育大学は、スポーツ庁委託事業女性アスリートの育成・支援プロジェクト『女性アスリートの課題解決型実践プログラム』での取り組み状況と成果、また今後の課題や現場での実践について議論を深めるためのシンポジウムを、3月1日㈮にオンラインで開催する。テーマは『すべての女性アスリートにウェルビーイングの実現を―先端的支援の取り組み―』。

トップ層やエリート層の女性アスリートや指導者に対する成果と知見の蓄積は目覚ましいものがある一方で、アスリート育成パスウェイ(子どもがスポーツに触れてからトップアスリートになるまでの道すじ)を見据えた場合の、ジュニア層や育成層に対する、さらには地域ごとの実践的な支援 やその成果はまだまだ限定的であるという課題が浮き彫りとなっている。

この課題を解決すべく、令和4年度からスポーツ庁委託事業として、女性アスリートの育成・支援プロジェクト「女性アスリートの課題解決型実践プログラム」が立ち上げられ、立命館大、新潟医療福祉大、日体大の3大学が採択された。

シンポジウムでは、受託3大学に加え、「女性アスリート支援プログラム」に採択されている独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC)を招いて、この2か年の取り組み状況とその成果、さらに今後の課題や現場での実践について議論を深める。

これまでそれぞれの団体が独自に取り組んできた先端的な取り組みと、各団体が協同して女性アスリートの育成・支援に関する情報発信、今後の支援拡大に繋がることを目指す。