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リアルな大学生活を疑似体験 阪大助教らがボードゲーム開発 クラファンで支援呼びかけ

大阪大学の萩原広道助教らプロジェクトチームは、リアルな大学生活を疑似体験するボードゲーム「DAIGAKU」を開発した。楽しい教育ツールとしてこのゲームを改良し、製品化するためウェブサイト「READYFOR(レディフォー)」にてクラウドファンディングを14日から開始した。

DAIGAKUは、現代のリアルな大学生活を疑似体験できるボードゲーム。プレイヤーは大学生となり学業やバイト、課外活動といった選択肢の中からアクションを自分で選び、4種類の資本を得たり消費したりしながら充実したキャンパスライフを目指す。

集めた寄付金はゲームのデザインを洗練させたり、ルールを改良し教育的価値をより明確にしたりするための開発費に充てる。さらに、ボードゲームの祭典「ゲームマーケット」への出展費に充て、より多くの人にDAIGAKUを知ってもらえるようはたらきかけるという。

プロジェクトチームは「ゲームという気軽なツールだからこそ、プレイの中で現代の大学生が置かれている状況をより自分ごととして肌身で体験してもらったり、現役または未来の大学生が自らの手で具体的に将来を思い描くことを支援したりすることができる」と紹介している。

第1目標は150万円。募集期間は14日~来月29日の午後11時まで。(https://readyfor.jp/projects/DAIGAKU_BG)から申し込むことができる。