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国連大学長が北大を表敬、学生らに講演

国際連合大学(国連大学)のチリツィ・マルワラ学長が、国連大学サステイナビリティ高等研究所の山口しのぶ所長、さらに同研究所大学院プログラム事務局の堀尾多香事務局長とともに、1月25日から26日に、北海道大学を表敬訪問した。

25日にマルワラ学長は、北大サステイナビリティ推進機構と同国際連携機構の主催による特別講演会で講演を行った。

講演を行うマルワラ学長

講演会は、北海道大学学術交流会館小講堂での対面参加とYouTubeによるライブ配信で行われ、同大学農学研究院の岩渕和則総長補佐・教授の司会進行により、『AI and Its Governance』と題して実施された。

講演の中でマルワラ学長は、これまでに発表した数多くの著作物を紹介しながら、AIが前例のないスピードで発展するなか、「このテクノロジーを公益のために活用するには、人権、倫理的枠組み、ガバナンスへの配慮、国内および国家間の不平等による影響、潜在的な差別、さらには民主主義や政治的安定への影響に慎重な注意を払う必要がある」ことなどを英語で語った。

講演後には、山口所長がマルワラ学長の講演の概要と講演に対するコメントを日本語で説明などを行い、最後に会場参加者からの質問などに対応した。

概要とコメントを述べる山口所長

講演会には、北大の学部学生・大学院生、教職員等約100人が会場参加とライブ配信の視聴により参加した。

続く26日には、マルワラ学長一行が北大の寳金清博総長を表敬訪問した。寳金総長が歓迎の挨拶を行った後、同大学の髙橋 彩理事・副学長が、国際連携研究教育局(GI-CoRE)、化学反応創成研究拠点(ICReDD)の紹介や、北大の国際連携による研究教育について説明。続いて同大学の横田 篤理事・副学長がHU VISION 2030、SDGs達成に貢献する取組推進の体制やサステイナビリティに関する研究・教育について紹介した。

表敬訪問の集合写真(左から5人目がマルワラ学長)

また、一行は、今回の北大訪問の間に、同大学の情報科学研究院の長谷山美紀研究院長をはじめとした研究者とのAIや半導体に関して意見交換。さらに、同大学農学研究院の野口 伸研究院長の案内によるスマート農業教育研究センターの視察及び同大学総合博物館の江田真毅教授の案内による総合博物館の視察を行った。

会場参加学生らとの集合写真