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東北大に「高機能金属共創研」 川崎の企業と設置 商品開発と人材育成を充実

東北大学とSWCC㈱(川崎市)は今月、東北大学片平キャンパス(仙台市青葉区)に「SWCC×東北大学 高機能金属共創研究所」を設置した。東北大での基礎研究、SWCCでの製品開発・製造までのプロセスを仙台地区に集約。新製品開発や社会実装の加速が期待される。さらに、銅合金等の革新的材料をはじめ次世代の技術・商品につながる研究開発 と人材育成を推進する。

2月2日に開催された開所式で、SWCC㈱代表
取締役社長の長谷川隆代氏と東北大金属材料研
究所の佐々木孝彦所長

SWCCでは仙台事業所(宮城県柴田町)に金属材料開発部門と銅合金線材の製造部門を持ち、モビリティー分野のヒーター線などの銅合金製品開発から製造までを一貫して行っている。

共創研究所の設置により、数々の新物質・ 材料を創製してきた金属材料研究所を持つ東北大での基礎研究、SWCCでの製品開発・製造までのプロセスを仙台地区に集約し、新製品開発や社会実装 の加速が期待される。

また、この取り組みにより合金設計や金属材料開発技術、金属加工技術の強化を進め、さまざまなソリューションへと展開。 さらに、研究開発だけでなく、共創研究所の幅広い共創活動を企画・遂行す ることにより、未来につながる技術研究開発の推進、学理の探究と応用の研究 を通じ高度な材料科学研究者の育成も目指す。

研究所では「銅合金を中心とした革新的な材料や加工技術の新規探索」「将来課題を見据えたテーマを探索・遂行できるコア研究人材の育成」の2点に力を入れる。東北大とSWCCの研究者が参加する。設置期間は今月1日から2027年3月31日まで。

共創研究所の共創活動イメージ