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聖心女大と民博が学術交流協定 映像、Dコンテンツの活用を研究

聖心女子大学グローバル共生研究所(東京都渋谷区)は、国立民族学博物館(大阪府吹田市)と学術交流協定を締結した。協定締結により今後、、相互の学術交流・協力を推進することにより、学術研究、教育・社会の発展に貢献する。

民博と聖心女子大は2018年~2019年にかけて民博公募型メディア展示を実施し、「アジア・アフリカの難民・避難民展」で、関連する写真・動画を閲覧できる二つのデジタルビューアを開発し公開した。

一つ目のデジタルビューアのコンテンツであるアフリカ関係の映像資料は、「学術知デジタルライブラリ民博拠点(X-DiPLAS)」でデータベース化され、X-DiPLASの情報基盤を活用した新たなデジタルコンテンツの作成を進めている。

映像資料アーカイブの活用研究を相互に進め、これまでの成果を確かなものとするため、このほど学術交流協定を締結するに至った。

また、聖心女子大グローバル共生研究所は4号館(聖心グローバルプラザ)内の展示スペースBE*hiveで、地球規模の課題をテーマにした展示とワークショップを開催している。

同協定のもとで、両者が開発したデジタルコンテンツの実証的研究を更に進め、地域研究画像をはじめとする所蔵資料の教育活用での新たな知見を得たいとしている。