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「ビリギャルと語る『学問のすゝめ』」 慶應大が動画配信開始

慶應義塾大学は21日、動画コンテンツ「ビリギャルと『学問のすゝめ』」をインターネットで公開した。小説や映画にもなった「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』のモデルになった〝ビリギャル〟こと小林さやかさんがと伊藤公平塾長が対談する。

■嵐・櫻井翔さんと塾長とのスペシャル対談も

同大の「学問のすゝめプロジェクト」の一環として実施しているもの。昨年の2022年に、福澤諭吉が『学問のすゝめ』初編を刊行してからちょうど150年が経過。当時の『学問のすゝめ』 に書かれた福澤諭吉の考えは150年経った今でも色あせることなく、未来の予測が難しい現代を生きる私たちの羅針盤となっている。

同プロジェクトは「ぜひ、これからの未来を切り開いていく若者などに向けて、現代にも通用する示唆に富んだ『学問のすゝめ』を読んでいただく機会を提供したい」との想いから発足したもの。

昨年11月に特設サイトを公開。第1弾として、伊藤公平慶應義塾長と卒業生の櫻井翔さんとのスペシャル対談動画コンテンツ「現代を生きる私たちと『学問のすゝめ』」を配信。また、今年3月には松岡修造さんをはじめ、5名の慶應義塾出身アスリートが「やりぬく力(GRIT)」について語った「スポーツと『学問のすゝめ』」を配信した

「どのような心構えでこれまでの人生を歩んできたのか」―。イベントでは『学問のすゝめ』と紐づけながら本音トークを展開する。受験や留学に悩んでいる方はもちろん、あらゆる分野でチャレンジをしようとしている人の背中を押してくれる内容となっている。