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順天堂大教授が「日本医師会医学賞」を受賞 睡眠医学研究で多大な貢献

順天堂大学の谷川武主任教授は、2023年度「日本医師会医学賞」を受賞。1日に日本医師会館で表彰式が行われた。受賞テーマは「国民の健康・安全に資する睡眠面からの予防医学研究の推進」。

谷川主任教授は、地域・職域の公衆衛生学研究として、睡眠時無呼吸症候群の重症度判定にパルスオキシメトリ法を2000年に世界に先駆けて導入した。

また、2011年の福島第一原子力発電所の事故直後から当時の発電所長の依頼で1年間にわたり産業医活動に従事し、発電所所員の避難場所でのSDB(睡眠呼吸障害)の実態把握とともに、睡眠改善指導に努めた。

さらに、得られた知見と実践経験をもとに、「健康づくりのための睡眠指針2014」の生活習慣病の章を執筆し、健康起因事故に関する検討委員(国土交通省)を務めるとともに、「長時間労働の医師への健康確保措置に関するマニュアル」(厚生労働省)作成委員長として、国民の健康・安全に資する数多くの提言を行った。

谷川教授は「順天堂大学における研究活動を温かくご支援頂いている小川秀興理事長をはじめ諸先生方に心より感謝申し上げます」とコメントしている。