文教速報デジタル版

BUNKYO DIGITAL

文教速報デジタル版

BUNKYO DIGITAL
立教大の授業から生まれたアイディア  社会の課題を解決する取り組み「子ども食堂フォーラム」を24日開催

立教大学は、6月24日㈯に熊谷子ども食堂ネットワークが主催する公開イベント「熊谷子ども食堂フォーラム 2023」に協力する。

立教大では、社会の課題解決を理論と実践を通して学ぶ体験的学習プログラム「立教サービスラーニング(RSL)」のひとつとして開講する正課科目「RSL-ローカル(地域共生)」(サブタイトル:Social & Public)を設置。学生は、埼玉県熊谷市をフィールドとして、地域と食、農業と福祉をキーワードに授業を構成。食の生産と消費を巡る過程の理解と、地域における社会的包摂のあり方を体験的に学んでいる。

2022年度に開講した「RSL-ローカル(地域共生)」の学修成果として生まれた地域課題を解決するアイディア「子どもに優しいまちの推進~子どもの居場所を増やしたい~/全国初!地域内の全小学校区での子ども食堂開催を実現」は、東京大学公共政策大学院主催の事業コンテスト「チャレンジ!!オープンガバナンス(COG)2022」でグランプリ(総合賞)を受賞した。

6月のフォーラムはCOGの提案に基づく子どもに優しい地域社会の実現を目指し、「子ども食堂」を中心とした子どもの居場所づくり考えるキックオフイベント。アイディアをまとめた「RSL-ローカル(地域共生)」の履修学生も参加し、地域社会、行政、大学等の連携による地域創成の可能性を検討する。