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「口腔機能発達不全症」と「口腔機能低下症」を楽しく学ぶ 阪大が3日にイベント

大阪大学は、3日に花園中央公園の多目的芝生広場A199(大阪府東大阪市松原南)で開催される。未来体験イベント「HANAZONO EXPO 2023」に出展する。国民に認知度の低い「口腔機能発達不全症」と「口腔機能低下症」を遊びながら楽しく意識付けするイベントを3日に開催する。

口の機能が衰える病気に口腔機能発達不全症、口腔機能低下症がある。これらは放置すると、食事量や呼吸に問題が生じるが、まだまだ国民に知られていない現状がある。

□ゲームアプリでの楽しく意識づけ

阪大はこれらの対策として認知度を高めることが重要だと考え、イベントを企画した。催しでは東大阪市のマスコットキャラクター「トライくん」に顔はめをして、ゲームアプリで楽しく遊びながら口の機能を意識付けする行事を行う。

■まだまだ低い「口腔機能」への国民の関心

歯科といえば、「むし歯」や「歯周病」といった「感染症」と戦うイメージが強いが、近年、それらの病気に加えて「食べる/話す」等の「お口の機能」を見守る医療が加わった。「口の機能が衰える病気」として、公的な医療保険では「子どもは口腔機能発達不全症」、「高齢者は口腔機能低下

症」がある。

平成 23 年(2011 年)度に施行された「歯科口腔保健の推進に関する法律」の規定に

基づく基本的事項をみても、「国民の生涯を通じて、口腔機能の維持・向上を図ること」が明記され、乳幼児期・学齢期では「適切な口腔機能の獲得、成長発育」が、成人期・高齢期では「口腔機能の維持・向上」が重要とされている。しかし、まだまだこれらの病気は国民に知られていないのが現状。