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「コロナ禍の声を聞く―大学生とオーラルヒストリーの出会い―」 阪大が刊行イベントを11月に開催

大阪大学では2020年から、専門科目の演習授業などで、身近な新型コロナウイルス感染症禍の声を記録してきた。それらをまとめた書籍「コロナ禍の声を聞く―大学生とオーラルヒストリーの出会い―」を刊行する。書籍発行にあたって11月5日にその意義と展望を考えるイベントを開催する。

新型コロナ禍の体験を語る声を集める実践にかかわった大学生や高校教員の経験、コロナ禍に生まれたモノを学芸員として収集した経験についての報告を踏まえ、参加した人それぞれが語り合う場も設けるという。大阪国際大の五月女賢司准教授や大阪府立渋谷高等学校の小田歩教員などが参加する予定。

正午から午後5時30分まで開催。場所は大阪大学豊中キャンパス(大阪府豊中市待兼山町)の基礎工学国際棟1階セミナー室だ。参加費は無料。定員は現地で70人、オンラインで300人となっている。