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慶応大 研究実績を基にした創業につなげるKSIPを今月下旬から始動

慶應義塾大学は、今月から同大学の研究実績の事業化を目指し、教職員・学生が創業メンバーの主体として参画するグループを対象とした、インキュベーションプログラム「慶應スタートアップインキュベーションプログラム/Keio Startup Incubation Program」(KSIP)を開始する。

KSIPでは、〝大学のディープテックシーズから、ユニコーン企業に成長するポテンシャルを有するスタートアップを継続的に輩出し、研究成果のグローバルな社会実装を通じて、経済や生活にインパクトをもたらす〟というビジョンを掲げている。

大学研究実績の社会実装を目指す研究者などが起業の際に抱える課題に対する支援メニューを基に個別化伴走支援を提供していく。さらに、孤立しがちな起業を目指す研究者同士が、つながる場を提供して起業しやすい環境を構築するため、知識や成功体験を共有可能なプラットフォームも導入する。

KSIPは参加者を随時募集しており、Webサイト「慶應スタートアップ」で10月下旬から申込が可能となる予定だ。応募対象は同大学に在籍する教職員や学生となっている。