近畿大学は５月２６日に、NHK大阪放送局との間で包括連携協定を締結した。双方が持つ幅広い知見を生かして、地域課題の解決と地域社会の活性化を目指す。放送局が持つ情報やネットワークを活用し、教育・研究の振興及び人材の育成を図るもので、近大は、放送局職員による講義や現場の見学を通して、学生や教職員の人材育成に取り組む。ＮＨＫ大阪放送局は、近畿大学の知見を生かし信頼される「情報の社会的基盤」構築する。

近畿大とＮＨＫ大阪放送局は、双方の幅広い知見を活用し、地域課題の解決や地域社会の活性化をはかり、相互に発展することを目的に、包括連携協定を締結した。

近畿大は、ＮＨＫ大阪放送局職員による講義の実施や、放送局現場の見学・体験イベントなどへの参加機会の提供を受けることで、学生や教職員の教育や研究の発展、人材育成を図る。

また、ＮＨＫ大阪放送局は、近畿大が持つ医学から芸術まであらゆる分野の知見を生かして、公共メディアとして人々の命と暮らしを守り、継続可能な社会を実現するために信頼される〝情報の社会的基盤〟の構築を目指す。ＮＨＫ大阪放送局と大学との提携は、大阪公立大と立命館大に続き３校目になる。