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サイバーエージェント×阪大 自ら販促活動を行うロボット実用化へ実験開始

㈱サイバーエージェントの研究開発組織「AI Lab」と大阪大学の「先端知能システム共同研究講座」は、自ら販促活動を行う「自己推薦ロボット」の実用化に向けた実証実験を行っている。6日にオープンしたライフスタイルストア「PLAZA」の赤坂店で開始した。

サーバーエージェントはこれまでの研究で、自己推薦ロボットを活用すれば来店客の立ち止まり率が2.14、販売率が6.67倍増加した事例を確認しており、その有効性に期待している。実験では、新たな店舗形態やこれまで検証していない美容などのカテゴリにおいても推薦効果を認められるか調べる。

同社の担当者は「実証を通して店舗内販促の新たな手法として、自己推薦ロボットを確立することで、実用化を目指したい」と力を込めた。