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目標100億円 名市大が市と連携して「名古屋共創研究基金」創設

名古屋市立大学は29日、名古屋市との連携のもと「名古屋共創研究基金」を創設し、大学の研究力強化に重点的に取り組むと発表した。基金での資金を活用して研究センターを設立して、地域や社会に貢献していきたい考えだ。

基金において、今後10年をめどに同大学の50億円と企業や市民から募ったお金で研究資金計100億円を達することを目標とする。そして、その資金を活用して行政の課題研究などを行う「なごや先端研究開発センター」を設立する予定。

同大学は「研究大学としての飛躍はもちろんのこと、行政課題や地域課題の解決、発展のために、名古屋市をはじめとする産学官での連携強化を推し進め、研究による知見を地域のまちづくりに還元して国際社会に貢献していく」としている。