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大学間連携の強化へ 北大が人事戦略連携フォーラムを初開催

北海道大学は10月16日、「国立大学人事戦略連携フォーラム」を同大学で開催した。国立大学法人における人事制度及び人事戦略に関する情報共有並びに意見交換を通じて、人事機能の高度化及び将来的な大学間連携の推進を図ることを目的としたもの。次年度以降の本格実施に向けた試行的な取組として、北大のほか、大阪大学、東北大学、九州大学、広島大学など人事分野で日頃から交流のある国立大学法人の人事担当者らが参加した。

 開会にあたり、北大の牛尾則文理事から挨拶が述べられ、大学を取り巻く環境が大きく変化する中、人材の確保・育成や組織力向上に向けて人事部門が果たす役割の重要性が高まっていることが指摘された。また、大学間で課題や知見を共有し、相互に学び合うことの意義について述べられ、本フォーラムを通じた連携の深化に期待が寄せられた。

挨拶する牛尾北大理事

 午前の部では、阪大人事企画部人事企画課長の中谷伸二氏が『大阪大学における人事制度改革の動向』と『大阪大学における人事戦略・マネジメント』と題して講演阪大での人事制度改革の経緯、人材マネジメントの取組及び人材育成施策などが紹介され、大学経営を支える戦略的人事の重要性が説かれた。

講演する中谷阪大課長

 午後の部では、『変革を牽引する国立大学の人事戦略~人的資本経営時代における人材マネジメントとは~』をテーマにグループ討議を実施した。人事評価制度、人材ポートフォリオ、人材育成及び将来を見据えた事務組織の在り方などについて、各大学の現状、課題及び先進的な取組が共有されながら、活発な議論が展開された。

グループ討議

 討議終了後には参加者による意見交換が行われ、各大学が共通して抱える課題について継続的に情報共有を行うことの重要性が確認されるとともに、他大学の取組及び課題認識を共有することの有用性と人事分野に特化した情報交換の場の必要性について、認識が共有された。北大では、今回の成果を踏まえ、来年度は対象大学を拡大してフォーラムを開催する予定。