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芝浦工大、西尾レントオールと共同研究講座 建設産業の社会的課題に取組み生産性向上に寄与

芝浦工業大学は、建機・重機レンタル大手の西尾レントオール㈱(大阪市)と共同研究講座『持続可能な建築生産システム共同研究講座』を開設した。建築学部の蟹澤宏剛教授(建築生産研究室)と建築現場の省力化・効率化を検証し、建設産業全体の生産性向上と担い手の処遇向上につなげることを目指す。設置期間は今年7月1日から2031年3月31日までの4年間。

建設産業は現在、長時間労働を含む過酷な労働環境、十分でない賃金水準などを理由に離職率が高止まりしており、危機的な担い手不足の局面を迎えている。生産性も低迷するなかで、芝浦工大と西尾レントオールは問題意識を共有し、持続可能な建築 生産システムを研究する共同研究講座をこの7月に開設した。

この共同研究講座では、特に技能労働者に焦点を置いた建設産業の社会的課題を抽出。元請・専門工事業までを含めた産業全体による、社会実装を念頭に置いた具体的な実証実験に取り組む。

また、建設業に関わる政策を見据えた情報を発信するとともに、こうした課題に関わる人材を育成する。

具体的な研究テーマとして、まずは内装仕上げ工事を主としたプレファブリケーションや教育システムも含めた多能工の展開、ICT活用による工事管理の合理化など物的生産性向上への具体的研究や、人材を巡る課題や解決に関する研究に取り組む方針だ。