静岡大学が開発した宇宙テザー利用技術実験衛星『STARS―X(愛称:しらいと)』(実施責任者:能見公博静岡大工学部教授)を搭載したH3ロケット6号機(30形態試験機)の種子島宇宙センター(鹿児島県)からの打上げが6月12日午前9時53分59秒、無事成功した。


『STARS―X(愛称:しらいと)』は、打上げ約16分4秒後に所定の軌道に分離された。今後は、今回のミッションである宇宙空間でテザー(ロープ・ワイヤ)を1㎞伸展することや、テザー上をロボットが移動すること、さらに、自衛星から放出したダミーの宇宙デブリ(ゴミ)をネットで捕獲する実験を行う予定。
【打上げ成功について能見教授(STARS―X実施責任者)コメント】H3ロケット6号機(30形態試験機)の打上げ成功を心よりお祝い申し上げます。また、静岡大学の衛星を宇宙へ送り届けていただいたJAXAならびに関連企業の皆様に深く感謝申し上げます。本衛星では、長距離テザーの伸展、テザー上を移動するロボットの実証、さらにはデブリ捕獲技術の実証など、将来の宇宙利用を支える革新的な技術の実証に挑戦します。今後は、革新的なテザー技術の軌道上実証ミッションの成功に向け、運用チーム一丸となって全力で取り組んでまいります」