大阪工業大学は5月18日付でフィリピン・マプア大学との間で、「教育と研究における連携と交流の発展に関する覚書」と「学生交換の促進に関する協定」を締結した。さまざまなプログラムをともに展開し、グローバル化するゲーム産業に総合的に対応できる人材育成を目指す。
大阪工大は今年4月、情報科学部と知的財産学部の強みを融合した「ゲームサイエンスコース(情報科学部全学科対象)」を開設。ゲームソフトメーカー「カプコン」の知的財産部による協力の下、①ゲームビジネスマネジメント概論、②ゲーム知的財産マネジメントなどの特別講座を開講している。
マプア大は1925年にメトロ・マニラに設立された私立大学。フィリピン有数の理工系大学として高い評価を受け、国際性豊かな教育環境を備えている。特に工学・IT分野に強みを持ち、ゲーム開発を学ぶコースを設置するなど、近年はゲーム産業に向けた教育の強化にも積極的に進めている。同大は交流協定締結を機に、マプア大と今夏、企業 連携型の国際PBLに取り組む。
コンテンツ産業は、わが国が国際的な優位性を持つ分野で、今後、世界の主要産業の一つとしてさらなる成長が期待されている。そのなかでもゲーム産業は世界的な市場拡大が続いており、国際競争の中で勝ち抜くためには、ゲーム制作に関する高度な技術力に加えて、ビジネスや知的財産に関する素養を備え、ゲーム産業全体をプロデュースできる人材の育成が急務となっている。
フィリピンのIT系トップスクール、大阪を本拠地とするゲームソフトメーカーとの連携の強みを生かし、ともにさまざまなプログラムを展開しながら本学の学生を グローバルに活躍できる人材へと育てることとしている。

有数の理工系大学として知られている