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国立精神・神経医療センター病院に「睡眠診療部」を開設

国立精神・神経医療研究センター病院(東京都小平市、NCNP)は、「睡眠診療部」を6月1日付で開設した。同日から「睡眠障害」が標榜可能な診療科名になることを受けて設置したもの。世界有数の睡眠の研究機関である精神保健研究所睡眠・覚醒障害研究部の成果 を最新の医療につなげ、認知行動療法(CBT)センターなどとの連携を図り、オールNCNPで協力して診療にあたる。睡眠・覚醒障害の原因究明、新たな診断法・治療法の開発などの研究を推進し、睡眠医療のさらなる進歩に貢献していくことを目指す。

日本人の約5人に一人は睡眠に関する悩みを抱えているといわれている。睡眠の問題は、昼間の生活に支障をきたすだけでなく、うつ病や生活習慣病などとも密接に関係している。不眠症以外にもさまざまな睡眠・覚醒の病気があり、それぞれで原因や治療法が異なる。睡眠診療部は、こうした睡眠・覚醒障害の患者に最も適した診療を提供するために開設したもの。

睡眠診療部では、内科・精神科・小児科・歯科等の専門医師による睡眠障害への総合診療を提供するとともに、適切な安全精度管理下での充実した各種睡眠検査を提供する。さらに、学術研究部門(研究所)と連携した最先端の睡眠医療を提供する。また、新薬・医療機器治験の実施拠点としての役割も担う。