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聖心女大が文科省「数理・DS・AI教育プログラム」に認定 履修証明に学生デザインのオープンバッジ活用

聖心女子大学(東京都渋谷区)が設置している『AI・データサイエンス(DS)基礎』がこのほど、文部科学省による令和5年度「数理・DS・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)」に認定された。同科目は、学部1年次生を対象としてオンライン(オンデマンド型)で開講するもの。学修歴を証明するオープンバッジは、学生のデザインを採用している。

聖心女子大では、Society5.0時代に必要なAI・DSの基礎的な知識と技術を学び、それらを活用する能力を獲得するための『AI・DS基礎』を開講している。

同プログラムはオンライン(オンディマンド型)で開講され、各自のペースで繰り返し学修することができる点を特徴とする。DSの背景、データ・AIの利活用の最新情報、AIの強みと弱みと活用の課題、データ活用でのモデルと分析アプローチなど、AI(人工知能)やDSが、持続可能な社会の発展において欠かすことができない存在であることについて多視点から理解することができる。

AI技術とデータが、人類の未来の発展やさまざまな職業でいかに役立つのかに関する理解を促進し考える能力を涵養。最終的にはAI技術の利用やデータの読み取り、可視化についての利点と注意点を理解したうえで、データの読み取り、説明、扱いができることを目指す。単位修得者には学修歴を証明するオープンバッジを授与。バッジのデザインは在学生によるものを採用している。