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愛知大と伊藤手帳 学生との手帳製造プロジェクトを来月から開始

手帳製造を手がける伊藤手帳㈱は14日、愛知大学と連携して大学4年間のキャリアをえがく手帳製造プロジェクトを来月5日から開始すると発表した。学生が現場を体験しつつもモノづくりの理解を深めることにつなげる狙いだ。

初回プログラムとして5日に愛知大学生が伊藤手帳工場を見学して、どのような工程で作られているのかを現場で学ぶ。実際の工場の運営や製造プロセスを見学することで、モノづくりの理解を深めることを目的とする。

11月には商品の企画案を発表してプレゼンテーションによる選考会を実施する。12月には完成品を発表する予定だ。伊藤手帳と愛知大学は、21年には「ワンセメ手帳」を、22年には「3STEP日記」を作成。学生からのニーズを想定した手帳であったが社会人からも大きな反響があった。

伊藤手帳は「提案内容次第で新しい道を切り開くことができるポテンシャルを本プロジェクトは内包している。今年度も参加学生がどんな提案を行い、ムーブメントをおこしてくれるのか、ワクワクが止まらない」と期待をよせた。