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桜美林大とオリックスホテルマネが協定 9月から新授業を開始

オリックス・ホテルマネジメント㈱(OHM)と桜美林大学は14日、人的・知的資源の交流を通じて教育、文化、まちづくりなどの幅広い分野で協力する「友好交流に関する協定」を締結したことを発表した。9月から協定に基づく講座が同大学で開かれる予定だ。

同協定は全国にホテルや研修施設等22の運営施設を持つOHMと学生が協力して、観光産業での専門性習得を目指し、実践的な観光人材を育成するというもの。

初のプログラムは9月から同大学の秋学期の授業から開始する。キャンパスに近いOHMの施設「ハンドレッドステイ東京新宿」で、学生がホテルマーケティングを学びつつ、宿泊プランの販売を通してホテル事業の現場を経験する。

桜美林大の山口有次学群長は「この協定は『生きた』観光ビジネス現場の経験や実務に則した深い学びの機械につながるものと考えている」とコメント。「具体的な活動を通じ、実践的な観光人材の育成と地域の活性化に積極的に貢献することを目指していく」としている。