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中央大と附属高校の学生・生徒約500人に新たに「paiza ラーニング 学校フリーパス」の無料提供を開始

中央大学AI・データサイエンスセンターとIT エンジニア向け国内最大の転職・就職・学習プラットフォーム「paiza(パイザ)」を運営するpaiza㈱(東京都港区)は、中央大と附属高校4校の学生・生徒約500人に新たに『paizaラーニング学校フリーパス』の提供を開始した。提供に合わせて、学生・生徒の学習動機の形成を目的に、受験することで自身のプログラミングスキルが測定できる「paiza スキルチェック」の取得ランクとチャレンジ回数の上位者を表彰する「paiza ランクチャレンジ」も開催する。

■中央大、附属高校4校の「paiza ラーニング 学校フリーパス」導入の背景

ここ数年、多くの企業がDXやAI・データ活用を推進しており、学校での情報教育の重要性が高まっている。中央大では当該分野の研究・教育推進を目的に、AI・データサイエンスセンターを2020年に発足。全学部を対象にデータサイエンスに関わる教育を行うなかで、プログラミング等のエンジニアリングスキルの育成にも積極的に取り組んできた。

こうした活動の一環として、〝環境構築不要で簡単に自学自習ができること〟〝幅広い言語や周辺知識をステップバイステップで楽しく学べること〟〝スキルチェックの仕組みがあること〟といったpaizaラーニングの特徴に関心を抱いた中央大は、『paiza ラーニング学校フリーパス』を利用する機会を学生へ提供してきた。

こうしたなかから、データサイエンス関連科目の履修等を通じてプログラミングに関心を高めた大学生から実務で通用する高度なプログラミングスキルを身につけたいとの希望が多数く集まったこと、2022年度から高校で必修科目となった「情報Ⅰ」に関する自主学習の機会を高校生にも提供したいと考えたことから、利用対象者を新たに中央大、附属高校4校(中央大学高校、中央大学杉並高校、中央大学附属中学校・高校、中央大学附属横浜中学校・高校)まで拡げ、新たに500名に追加で提供することになった。

また、今回の対象者拡大のタイミングに合わせて、paizaと中央大AI・データサイエンスセンターが共同で、6段階でプログラミングスキルが測定できる「paiza スキルチェック」の取得ランクとチャレンジ回数の上位者を表彰する「paiza ランクチャレンジ」も開催する。「paiza ランクチャレンジ」を通して、学生・生徒のプログラミング学習動機の形成や継続的な学習のきっかけづくりにしたいとしている。

「paiza ラーニング 学校フリーパス」は月額1078円(税込)の初学者向け動画プログラミング学習サービス「paiza ラーニング」の全200レッスン、1800学習動画、3600問の演習課題を小・中・高・大学・専門学校向けにすべて無料で提供するサービス。受講者は6段階で評価されるプログラミングスキル評価システム「paiza スキルチェック」を受け、その結果をもとに自身のスキルにあった学習をすることができる。2019年8月の提供開始以来、高校、大学、専門学校を中心に全国の学校で利用されており、累計ユーザー数は1600 校、18万名にのぼる。