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慶應大が9月1日に「日本留学の意義」考えるシンポ 国内26大学7機関の留学情報ポータルサイトも公開へ

慶應義塾大学は9月1日に、文部科学省スーパーグローバル大学創成支援事業の一環として、日本留学の意義を考えるシンポジウム『Experience Japan Exhibition 2023‐Tokyo Symposium: Unleash your Potential in Japan』を開催する。

同時に、日本の26大学、7機関への留学に関する情報をオンライン上に集約したポータルサイト『Experience Japan Exhibition 2023 ‐ Virtual Fair:Welcome Back to Japan』を今後約1年間にわたり公開する。

シンポジウムでは、発展途上国から日本の大学院への留学支援事業等により、各国の未来を担うリーダーの育成と日本との関係強化に長年尽力してきた東京大学名誉教授の北岡伸一氏による基調講演や、日本でキャリアを築いている元外国人留学生によるプレゼンテーションが予定されている。

また、地政学的状況や気候変動の影響の下、世界の留学生の動向や日本政府の留学生政策を踏まえ、日本の大学のグローバル化での現状と課題、これまでの成果と今後の展望等について、大学関係者がパネルディスカッションを行う。

慶応大では、「外国人留学生にとって日本で学ぶ意義とは何か、日本の大学は留学生の受入れにより日本社会や国際社会にどのように貢献できるのか。日本留学の意義を問い直し、大学のグローバル化について参加者とともに考える機会としたい」としている。

EJEポータルサイトは、スーパーグローバル大学創成支援事業採択大学など全国26大学と7機関の協力により、日本の大学で学びたい海外の学生に向けた情報を集約した。留学フェア会場を模したサイトには、大学・機関別のオンラインブースを設置し、パンフレットや紹介動画、奨学金情報等を掲載している。今後1年間にわたり、公開する予定。9シンポジウムの模様も後日このサイトで公開する。