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横国大が電通マクロミルインサイトと合意 DSインターシップを今年も実施

横浜国立大学は、マーケティングリサーチに関するサービスを提供する㈱電通マクロミルインサイト(本社:東京都中央区)との間で、昨年度に引き続き今年度もデータサイエンス・インターンシップのプログラムを実施し、同大経営学部のData Science Education Program(DSEP:ディーセップ)に属する学生の人材育成で協力することで合意した。

横国大経営学部DSEPは、国公立大学の経営・商学部では日本初となるデータサイエンス教育プログラムで、2021年4月開設した。データ分析テクノロジーを課題解決や事業創造に活かすビジネス・リーダーの育成を目指している。カリキュラムは実践に重きを置いたビジネス・リーダー育成教育に特徴があり、①入学直後の1年次春から始まる指導教員2名によるデータ分析を活用したプロジェクトベースの少人数ゼミナール、②データサイエンスに携わる企業との連携講義、③企業の協力を得たデータサイエンス・インターンシップなどを実施している。

昨年度に引き続き行われるデータサイエンス・インターンシップは、入学当初から1年半に及ぶ少人数ゼミナールを修了したDSEP生に、学修したデータサイエンスのスキルを実践する場を提供することを企図したプログラム。それと同時に、電通マクロミルインサイトのマーケティングリサーチのプロジェクトへ参画し、間近で企業人のリーダーシップに触れることを通じて、参加者のリーダーシップの成長を促進すると共に、大学に戻ってから学んでゆくべき知識・スキルを自覚することを目指す。

今年度は105時間以上実施する予定で、実習テーマは、データ収集/分析、報告書の作成、リサーチ実務補助作業(情報収集やデータチェック、物品準備など)、社内外のミーティングへの同席や議事録作成といったことを想定している。