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法政大、DEIセンターを市ヶ谷キャンパスに設置 多様性推進に中心的役割

法政大学は「グローバリティ・ダイバーシティ推進本部」を今月から設置し、多様性を高めるための組織「ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンセンター(DEIセンター)」を市ケ谷キャンパス(東京都千代田区富士見)に開設したと発表している。

DEIセンターはダイバーシティ推進の中心的な役割を担い、性的指向などに関する個別相談などの支援、男女共同参画の推進などに取り組む集団だという。センターの下には「男女共同参画部会(常設)」などの部会を設置し、各領域の具体的な施策の実行を担っていく予定だ。

また、それに合わせて「ダイバーシティに関する学生・教職員のためのガイドライン」を発行した。法政大の「ジェンダー、セクシュアリティ」「障がい」「国籍・文化・宗教等」に関する基本方針と具体的な取組内容を整理し、冊子にまとめた。

同大は「本学は、全学的な体制でグローバリティ及びダイバーシティを推進し、多様な背景をもつ学生や教職員が、安心して創造的に、学び、働き、それぞれの個性を伸ばせる場になるよう、積極的に取り組みを進める」としている。