名古屋大学は将来的な可能性が期待できる若手研究者を表彰する「第14回赤﨑賞」に、同大の稲垣雅仁特任助教と研究テーマ「完全キャップ化メッセンジャーRNA医薬製造を実現するPureCap法の開発」、村山恵司助教と「新規非環状型人工核酸XNAを利用した高機能分子ツール・人工生命システム構築」を選出した。
赤﨑賞は赤﨑勇特別教授から京都賞受賞記念として名大に贈られた寄付金に基づいて、学術と科学技術の分野で優れた研究能力を有する若手研究者を表彰するもの。研究意欲を高め、学術の発展を支援するため2010年度に創設されている。