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NTTとOIST が研究連携に合意 サステナブルなAI社会の実現を目指す 光学センサーなどで協力

沖縄科学技術大学院大学学園(OIST)と日本電信電話(NTT)は、持続可能な社会の実現を目指して、環境科学や量子科学、脳・神経科学などの研究分野で連携していくことに合意した。基礎研究の成果をAIとしてモデル化し、さまざまな社会課題へ適用することで新たな時代を切り拓いていく。

気候変動の維持に取り組むOISTと環境負荷ゼロを目指すNTTは目標が一致しており、これまでもさまざまなプロジェクトで協力してきた。この連携により今後、光学センサーや海中音響技術の融合、量子通信や光学デバイス技術での協力、バイオデバイス研究などに協力して取り組んでいく。

連携では、基礎研究だけでなく社会実装までを視野に入れ、基礎研究のそれぞれの成果をAIとしてモデル化することも想定。自然現象・情動を再現するAIモデルを連携させ、さまざまな社会課題へ適用することで、サステナブルな社会の実現を目指すという。

OISTのカリン・マルキデス学長は「本連携によって生み出される成果が、持続可能な世界の実現に向け、多岐にわたる大きな貢献となることを期待する」とコメントしている。