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名大と農総試が連携講座「植物生産システム学講座」を来年度設立 29年まで5年間

名古屋大学は2024年度から、愛知県農業総合試験場(愛知県長久手)との連携講座「植物生産システム学講座」を開設する。29年3月31日までの5年間の開講を予定している。

講座では水稲や小麦などの品種育成や栽培技術の研究について、名大の教員と農総試の職員が指導。キャンパスや農場で実験を行い、実用性の高い研究テーマを設定することで効果的な成果を目指す。

名大は「農業生産現場を理解した人材の育成を図るとともに、愛知県農業の課題解決につながる成果の創出を目指す」としている。

名大院生命農学と農総試は、2007年1月に研究協力に関する協定を締結し、最新科学 技術に関する情報交換、共同研究の実施、人材交流等を進めてきた。 両機関の一層の連携を図るとともに、名大院生命農学での教育研究の拡充、大学が 有する最新技術を活用した愛知県農業の課題解決の加速化のため、今年2月22日付けで連携講座に関する協定を締結した