新潟⼤学とＳＯＭＰＯひまわり⽣命保険、シンクヘルスは共同研究を⾏い、新しい２型糖尿病予防のためのスマートフォンアプリを含むプログラムを開発した。同アプリを使用した保健指導が、２型糖尿病予備群の人の⾎糖値や体重の改善に有効であることが明らかになっている。今後の２型糖尿病予防対策への活用が期待される。

研究グループは⾎糖値と⽣活習慣の関係を記録し、それに基づく個別化フィードバックメッセージ機能と予防のための教育コンテンツのアプリを含むプログラムを開発した。

実際にその有効性を調べる試験を行ったところ、糖尿病予防に有効とされる２キログラム以上の体重を減少させた利用者が、使⽤しなかった群と⽐較して約２倍いたという。

三者は「引き続き本プログラムの改良と実際の予防効果確認のための臨床研究を⾏ってく予定」とコメントしている。