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腰痛ケアをAIで支援 スマホ画像による診断技術をNECと東京医歯大が開発

日本電気(NEC)と東京医科歯科大学は、スマートフォンやタブレット端末で撮影した映像や問診データをAIで解析して、慢性の腰痛のセルフケアを支援する技術を開発した。腰痛のある人が、時間や場所の制約なく原因の改善運動に取り組めるようになる。

この技術はNECの骨格推定技術などの最先端AIと東京医科歯科大の医学的知見をもとに開発された。高精度な骨格推定や部位ごとの評価、腰痛の要因を迅速に推定できるなどの特長がある。NECカラダケア神楽坂店でこの技術の実証を行う予定だ。

両者は今後について「将来的には、本技術の適用範囲を慢性腰痛から首や肩の不調にも拡大していく」と説明している。