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ペット型ロボット「アイボ」がストレスケアに有効 東京医科大助教らが実証 身体への効果にも期待

東京医科大学の山田晃子助教らのグループは、患者の心理的サポートに対してペット型ロボット「aibo(アイボ)」の有効性を実証した。aiboの介入により一定の心理的ストレス改善効果が認められている。aiboと患者がラジオ体操をする様子も確認され、リハビリ向上効果もあった。

小児科患者や慢性疾患患者の精神ケアに動物介在療法が有効であるという報告は複数あり、セラピードッグを導入している施設も多くなっている。だが、血液内科患者は免疫能力の低下と感染予防の観点から動物介在療法の導入は困難。一方で、ペット型ロボットによるセラピー効果は十分に期待できると考え、研究を実施した。

研究グループは隔離環境下での長期入院を要する造血器腫瘍患者のストレスホルモンを定期的に測定した。その結果、ペット型ロボットによる一定の心理的ストレス改善効果が認められた。また、安全上の影響はなく、現場でも運用可能であると考えられている。

山田助教らは「感情面に加え、早期の筋力改善、離床効果など身体面への効果にも期待できる」と説明している。

東京医科大病院無菌室エリアの様子とaibo