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新種のヒラムシ「シロムクペリケリス」 桜美林大など3機関が発見 深海域からの発見は世界初

桜美林大学と鳥羽水族館、北海道大学の研究グループは、三重県尾鷲(おわせ)沖の水深330メートルの深海に沈んでいた木から新種のヒラムシ「シロムクペリケリス」を発見した。深海域からの発見は世界初だ。

ヒラムシはプラナリアやサナダムシの仲間。今回、底引き網漁で混獲され、鳥羽水族館で展示されていた深海の沈木から真っ白なヒラムシを発見した。

観察した結果、サンゴ礁に生息する「ペリケリスヒラムシ」の仲間と判明したが、既知の同類に該当しない特徴をもつ種であると明らかになった。そこでこのヒラムシを新種「シロムクペリケリス」として発表している。これは婚礼衣装の白無垢(しろむく)に由来する。

研究グループは「ペリケリスヒラムシ類はヒラムシ類における深海進出過程を研究するよい材料である」と説明している。