横浜市立大学とセガエックスディーは、ゲームがメンタルヘルスに与える効果の検証実験を開始すると発表した。特定の条件にあてはまる研究協力者を研究ページ（https://p3-digital.econsent.jp/）で募集している。

抑うつや適応障害の増加、⾼い自殺率に見られる若者の⽣きづらさは大きな問題だ。研究では⽣きづらさを感じる若者の自己特性を向上させるため、１カ月間ゲームを使用しながら行動改善を行って効果を検証する。両者が開発したゲームアプリ「Ｚｏｏレポ」を使って生活改善に関する研究を行う。

募研究チームは協力者を募っており、対象は１８～２９歳の男女。募集期間は今月１日～来月３１日で、定員は７５人。実施する時間は、同意を得た日から２８日連続して行う。会場はオンラインだ。

同大は「自分を大切にできるような文化の醸成ができればと考えている」とコメントしている。