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「1人暮らしの男子大学生」と「寮生活の男子大学生」、週4回以上の飲酒習慣になるリスク増 阪大調査

大阪大学の山本陵平教授らは、「1人暮らしの男子大学生」と「寮生活の男子大学生」は、週4回以上の高頻度の飲酒習慣になるリスクが高いことを明らかにした。週4回以上の飲酒習慣になるリスク増えるという。

大学生の居住形態と飲酒との関連性は示唆されていましたが、大規模な人数で長期にわたるフォロー期間をもった分析による因果関係は解明されてこなかった。

研究グループは2010~15年に同大の学生1万7747人について、「1人暮らしの男子大学生」「寮生活の男子大学生」「家族と同居する男子大学生」の飲酒リスクを比較した。

調査の結果「1人暮らしの男子学生」と「寮生活の男子大学生」は週4回以上になる危険性が、「1人暮らし」は1.39倍、「寮生活」は1.21倍高くなると分かった。

山本教授は「家族との繋がりは、年齢を問わず、健康増進において非常に重要な役割を果たしていると考えられる」としている。