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「I型IFN中和抗体が小児新型コロナの重症化要因」広島大などの国際共同Gが可能性指摘

広島大学と米ロックフェラー大学などの国際共同研究グループは、I型インターフェロン(I型IFN)中和抗体が小児の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症化要因の1つとなっている可能性を指摘している。I型IFN中和抗体の測定が重症化予測にもつながりそうだ。

I型IFNは強力な抗ウイルス活性を示すたんぱく質だ。研究グループはCOVID-19の小児症例を対象にI型IFN中和抗体の保有率を調査した。

グループは小児COVID-19肺炎患者183例の血液を収集し、I型IFN中和抗体を測定。その結果、同中和抗体の保有者の74%はCOVID-19の最重症例であった。研究グループは「小児ではI型IFNに関連する遺伝子の先天異常および、I型IFN中和抗体の保有がCOVID-19の重症化リスク要因と考えられる」としている。