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NII研究Gが世界最長となる伝送環境を構築

国立情報学研究所(NII)などの研究グループは、光1波長あたり1.2Tbpsでの伝送では世界最長となる伝送環境を構築したと発表。さらに、フルスループット(送受信可能な最大データ量)での伝送と、1組の汎用1ソケットサーバを用いた世界最大速度の1Tbps超のデータ転送に成功したとしている。

研究チームは行った実験で、光1波長あたり1.2Tbpsの光信号を336キロメートル伝送することを世界で初めて可能とした。加えて、1034Gbpsのデータ転送速度で約47TByteの大容量データを転送完了させたとしている。

今後についてNIIは「世界最高性能のネットワーク基盤SINETの整備により全国の日本の研究教育の発展を支えており、今後も超高速・大容量性と低遅延性の両特長を追求していく予定」としている。