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「土日ミルクなりきり広告クリエイター」 Jミルクが教育プログラム開発 子どもが工夫を考える過程を分かち合う

一般社団法人Jミルクは、「学校給食がない日も牛乳を飲もう」をテーマに小中学生を主な対象に行っている取り組みの一環として、小学校の授業で活用できる教育プログラム「土日ミルクなりきり広告クリエイター」を開発した。その教材の提供をホームページで行っている。

このプログラムは身近にある牛乳を題材として、授業の中で、子どもたちに広告を制作してもらうというもの。子どもたちが相手に伝えるための工夫を考える過程や制作の楽しさを分かち合い、考える力や表現力を育むことができる。

教材制作に携わった武庫川大学の藤本勇二准教授は「さらにこの様式をもとに他の食材を取り上げて、食育実践を展開していくことができる」とコメント。「先生方にとってもプログラムの勘所をつかむためにぜひ実践していただきたい」としている。

主な対象学年は小学校3~5年。対象科目は国語と図工、総合などだ。所要時間は1~2コマ(45分×2)。ウェブサイト(https://donichi-milk.jp/enjoying/school)から教材をダウンロードすることができる。