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日本イコモス賞に吉村龍二氏を選定 「文化財庭園の保存修理・活用事業のモデル」などを高く評価

日本イコモス賞・日本イコモス奨励賞選考委員会は、日本イコモス賞に文化財の管理などを行う環境事業計画研究所の吉村龍二所長の「文化財庭園の保存修理・活用事業のモデル構築」を選定した。

選考委員会は醍醐寺三宝院庭園の報告書に記録された事業内容や2002年の協議会設立当初から現在に至るまで、文化財庭園の保存技術の継承と人材育成及び普及啓発活動に尽力していることを評価した。

また「4半世紀を超える活動により、構築されてきた文化財庭園の保存修理・活用事業のモデルは、日本の文化財の将来への継承において、貢献と成果が極めて顕著であり、高く評価される」としている。