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アイパーク、産学連携コンソ「iNexS」設立 「企業ニーズの本質をアカデミアに伝える」など3本を軸に

湘南ヘルスイノベーションパークを運営するアイパークインスティチュートは31日、ライフサイエンス分野における産学連携コンソーシアム「iNexS」を設立した。全国から将来実を結ぶ可能性が高い研究シーズを募り、企業の需要と効果的につなげて研究成果の社会実装の可能性を広げたい考えだ。

コンソーシアムでは「企業ニーズの本質をアカデミアに伝える」「アカデミアシーズの魅力を企業に伝える」「顔の見える交流による相互理解」の3点を軸にして活動を進めるという。

日本には世界的に評価されるライフサイエンスの基礎研究が多くあり、全国のアカデミアからは、有望な研究が生まれている。だが、実用化を完遂できず埋もれたままのシーズもまだ多くあると言われている。

同社は「有望なシーズが実用化のステージに進むには、ビジネスノウハウを持つ企業と日々研究を行うアカデミアが、双方の価値観や社会的意義に対する理解を深め、更なる連携の強化が必要だ」と呼びかけている。