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「高柳健次郎賞・業績賞」に6人が選出 優れた電子科学技術研究開発を表彰

公益財団法人高柳健次郎財団は18日、電子科学技術及びその応用に関する独創性ある研究開発について表彰する「高柳健次郎賞」1件、「研究奨励賞」3件、「高柳健次郎業績賞」2件を決定した。

高柳健次郎賞には日本放送協会(NHK)元所長の西澤台次氏が選ばれた。業績は「ハイビジョン放送方式の研究開発および国際標準化への貢献」。西沢氏はハイビジョン世界統一規格を実現するため各国と調整を図り、2000年に世界統一規格の実現に貢献した。これによりコスト低減や世界的ハイビジョン番組の制作推進につながっている。

ほかにも、研究奨励賞には東京大学の小島駿特任助教、岡山大学の鈴木弘朗助教、大分工業高等専門学校の常安翔太助教が選ばれた。業績賞には静岡大学の香川景一郎教授、NHKの藤崎好英博士が選ばれている。