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RiST 研究基盤HPCIシステムを利用する研究課題の募集数発表 昨年から約1.2倍増

高度情報科学技術研究機構(RiST)は、文部科学省委託事業の代表機関としてスーパーコンピューター「富岳」を中核とする研究基盤「HPCIシステム」を利用する研究課題の定期募集を10月31日に締め切った。昨年の募集に比べて1.2倍の応募があったという。

今回の募集では富岳の一般課題に設定している3つの重点分野のうち「AIやデータサイエンスを活用して、科学的社会的課題の解決に資する研究開発」をHPCI一般課題にも新設。その結果、「富岳」一般課題には18件、HPCI一般課題には20件の重点分野への応募があった。

そのうち、「AIやデータサイエンス」分野には、「富岳」の11件を加えて計31件の応募があり当該分野へのニーズが高いことがうかがえた。 応募総数は計193件でその内訳は「富岳」の利用を希望する課題が99件、HPCI共用計算資源の利用を希望する課題が94件となった。昨年と比べて「富岳」は同数、HPCI共用計算資源は約1.2倍の応募件数となったという。