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7月17日は「ゆかた記念日」 来年からはゆかたベストドレッサーの選出などを予定

NPO法⼈きものを世界遺産にするための全国会議(本部/東京都中央区 https://omotenashi.or.jp)は、毎年7⽉17⽇を「ゆかた記念⽇」に制定した。今年同⽉同⽇に⾏った「ゆかたをきもの」とするニューヨーク世界宣⾔をきっかけにするもの。今後はゆかた姿を応援することで、同法⼈の⽬的である〝きものを世界遺産へ〟の活動をより活性化する考え。

この⽇を「ゆかた記念⽇」としたのは、同法⼈が実施した全国アンケートをもとに、これまで曖昧になっていた「浴⾐は着物か」論争に結論を出したことに由来する。アンケートの結果80%近くのきものファンが「浴⾐は着物である」と回答。その結果、7⽉17⽇、⽶国ニューヨークで「ゆかたはきもの」と宣⾔した。

■特定⾮営利活動法⼈ きものを世界遺産にするための全国会議

活動⽬的は、法⼈名の通りにきものを世界遺産にすることで、和装業界に貢献しようというもの。2014年きもの業界各社が設⽴。同時に活動を開始(活動内容等は https://omotenashi.or.jp)。今年7⽉現在、139社の業界各社が本会員、賛助会員として加盟している。また、「和装家」として3200⼈を超えるきものファンが活動をバックアップしている。

ゆかたに関して同NPOは正会員の⼀社、⽇本和装ホールディングス㈱が全国の中学、⾼校で実施している「出前授業・浴⾐着付け」に協賛している。