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国際化学五輪で参加生徒全員がメダル獲得 金、銀各2

文部科学省は、このほどスイス・チューリッヒで開催された「第55回国際化学オリンピック」で、日本人高校生が金メダル、銀メダル各2個を獲得したと発表した。また、同省では、国際的な科学技術コンテストで特に優秀な成績をおさめた者などに対して文部科学大臣表彰等を行っており、国際化学五輪メダル受賞4名に同表彰を贈ることを決めた。

国際化学五輪では、山之内望花さん(久留米大学附設高校(福岡県)3年)と松坂康平さん(東海高校(愛知県))が金メダルを獲得。銀メダルは、聖光学院高校(神奈川県)3年の鈴木晴翔さんと、徳島市立高校3年の田中 舜さんが受賞した。五輪参加生徒4名全員がメダル獲得の栄誉に輝いた。

金メダルは参加者の約1割、銀メダルは約2割、日本人学生の受賞はなかったが、銅メダルは約3割の割合で与えられる。今大会には、89か国・地域・他から348名がエントリーした。