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立命館大で複数ロボットのデータ連携の実証を開始 人とロボの共生社会を実現 NEDO

立命館大学は新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業で、複数ロボットを使ったデータ連携基盤の実証を開始する。生じた課題を解決し、人間とロボットの共生社会の実現を目標としている。

立命館大は配送ロボットの運用及びガバナンスに関するデータの収集や管理、共有のためのデータ連携基盤「アジャイル・ガバナンスプラットホーム」を開発している。この構築により、自律移動型ロボットから得られたセンサー情報を共有し、事故発生時の原因特定を目指す。

キャンパス内の大学生協とショップを連携した配送、清掃・警備ロボットも追加してシステム連携におけるプラットフォームの実証を行う。

両者は「複数のシステムが連携した際、万が一事故が発生しても、原因究明や責任の特定の迅速化に資する本プラットフォームの実現を目指す」と力を込めている。