科学技術振興機構

科学技術振興機構（JST）は研究成果最適展開支援プログラム（A-STEP）実装支援（返済型）の2023年度募集における開発課題を選定。人工知能（AI）開発を行う「Tokyo　Artisan　Intelligence」に対する支援を決定した。

このプログラムは大学などの研究成果の社会実装を目指すベンチャー企業などを貸し付けによりサポートするもの。同社は東北大学の中原啓貴教授の成果を用いて映像処理AIのさらなる事業化を目指している。

開発ではAI処理専用カスタムアクセラレータを開発することを目指す。消費電力を軽減しながら高い検出精度を保つAIを利用することが可能になるという。