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法政大、生成AIの教育利用方針を全面改定 実践的な指針定め、安心して利活用できる環境整備(第18986号)

 法政大学は、教育開発・学習支援センターのもと「法政大学の教育課程における生成AI利用に関する基本的考え方」を公表し、併せて「学生向け」「教員向け」の実践ガイドラインを策定した。この改定は、従来の方針「生成AIツールに対する基本的考え方」を継承しつつ、生成AIが学生の日常に浸透した現状に合わせ、体系化を図ったもの。単なる利用可否の判断にとどまらず、授業ごとの具体的な利用方法や評価方法の設計までを対象とする指針へと拡充し、学生・教員が生成AIを安心して活用できる環境を整える。

 教員向けガイドラインでは、授業での生成AIの扱いを①使用不可、②条件付き使用可、③積極的活用‐の3類型に整理して、シラバスや課題指示に転用可能な文言例を掲載している。併せて、作成過程の提出、口頭試問の併用、ルーブリックへの「説明可能性」「AI利用の透明性」の組み込みなど、課題設計上の具体策を示している。

 また、不正行為としてのAI使用には厳しい措置があることを示す一方で、検出ツールの判定結果のみを根拠として不正行為を断定しないことを明記。学生向けガイドラインには、構成メモ、下書き、参考文献リスト、編集履歴等により作成過程を説明する手順を示した。

 さらに、障がい等により学修上の困難を抱える学生が、文章作成、読み上げ、翻訳、要約等の支援として生成AIを利用する場合について、合理的配慮の一環として認められ得ることを明記した。