国立研究開発法人土木研究所では、橋梁の診断に関する専門家の知識や思考方法を参考にしながら、AIを活用して橋梁の診断を支援する「橋梁診断支援AIシステム」の開発を行っており、2024年には、「橋梁診断支援AIシステム」を構築し、RC床版とその損傷を対象としたシステムの一般公開を開始した。7月31日、コンクリート桁を追加したAI診断支援システム(RC床版、コンクリート桁)を公表した。
橋の長寿命化を進めるためには、インフラに不具合が生じる前に適切な対策を行う「予防保全」が重要となっている。土木研究所では、橋梁の予防保全を支援するため、橋梁診断に関する専門家が持つ知識や思考方法をもとに、システムを開発した。対象橋梁の諸元情報や点検情報等を入力することで、RC床版部材とコンクリート桁を対象に、診断結果とその理由、措置方針等を提示する。

2024年に公開した橋梁診断支援AIシステムでは、RC床版部材を対象としていたが、今回のアップデートでは、コンクリート桁(床版橋と桁橋)を対象に追加した。
橋梁診断支援AIシステムは以下のWebページに公開されている。また、市末務の根拠となっている、熟練技術者の点検時の着目点や診断ロジックを体系化した「診断セット」もあわせて公開されている。
【URL】 https://www.pwri.go.jp/caesar/activity/research/40-diagnosis-support-technology/ai-system.html
